協会概要 |
理事長挨拶 |
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![]() | 一般社団法人日本バトン協会 理 事 長 内 田 圭 子 |
平素より、一般社団法人日本バトン協会の活動に対し、会員の皆様からの温かいご支援ならびにご協力に、心より御礼申し上げます。 先日開催いたしました第13回総会は、代議員の皆様にご出席いただき、盛会のうちに無事終了いたしました。これもひとえに皆様のご理解とご協力の賜物であり、改めて深く感謝申し上げます。 2024年度は、第12回総会でご承認いただいた事業活動方針に基づき、ガバナンス体制の強化とコンプライアンスの徹底に努めてまいりました。公益財団法人日本スポーツ協会の準加盟団体として、「プレイヤーズ・センタード(選手中心)」の理念を軸に、組織の構築ならびに各種規程の整備・策定を着実に進めてまいりました。 具体的な取り組みとしては、ハラスメント通報・相談窓口の設置、再入会に関する内規の明文化、行動規範や安全なスポーツ環境を確保するための新規規程の策定など、制度面の強化を図りました。また、指導者向けの教育プログラムを実施し、指導の在り方について組織全体で意識改革に取り組んでおります。研修にご参加いただいた会員の皆様には、心より御礼申し上げます。 また、「全日本バトントワーリング選手権大会」が記念すべき第50回を迎えることができましたのは、長年にわたり大会の開催や競技の礎を築いてこられた諸先輩方のご尽力によるものです。そして何より、選手の皆様の日々の研鑽の賜物であると深く敬意と感謝を申し上げます。 当協会は、今後も事業の安定的運営とさらなる発展を目指して邁進してまいります。 2025年度は、より強固な組織体制の構築を目指し、理事会機能の社会的規範に照らした見直しとコンプライアンスの徹底に努めてまいります。会員の皆様が安心して活動できるよう、管理体制の整備と理事会全体での協働体制の強化を図ってまいります。 また、公益財団法人日本スポーツ協会の方針に則り、規程の整備を継続するとともに、支部や都道府県協会との連携・情報共有を一層推進してまいります。 事業運営においては、従来の形式を尊重しつつ、持続可能性を見据えた新たな運営体制の構築を検討してまいります。会議や研修等についても、引き続きリモート活用を視野に入れ、柔軟かつ効果的な運営を目指します。昨年度のデジタル化への取り組みで一定の成果も得られており、今後も会員の皆様のご意見を取り入れながら改善を重ねてまいります。 財政面では、事業内容の見直しと併せて、財務計画の策定および支出の最適化に取り組み、従来収益化が困難であった事業についても新たな可能性を模索し、財政基盤の再構築を急務としております。 バトントワーリングの魅力をより多くの方に伝え、「安心・安全なスポーツ」としての普及を図り、活動を通じて社会に貢献できる人材の育成を目指してまいります。スポーツの本質である「楽しさ」を会員の皆様と共有しながら、より良い協会づくりに邁進してまいります。 今後とも、会員の皆様、ならびに支部・都道府県協会の皆様と力を合わせ、役員一同誠心誠意努めてまいります。引き続き、変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 |